ラフランからサンセバスティアン灯台(Far de Sant Sebastià)まで、往復約2時間の散歩コース、コスタブラバで最も美しいハイキングルートのひとつを紹介します!地中海を見下ろす絶景、隠れたドルメン(古代遺跡)、そして歴史的な灯台──などなど
特に冬の澄んだ空気の中で見る地中海の絶景は格別。人混みもなく、静かなビーチを独り占めできる冬こそ、このコースを歩くベストシーズンかもしれません。
Youtubeでも散歩の様子を公開中!
コース概要
スタート地点: ラフラン中心部
ゴール: サンセバスティアン灯台
往復距離: 約4-5km
所要時間: 往復2時間(展望を楽しむ時間込み)
難易度: 初級〜中級(一部登り坂あり)
ベストシーズン: 通年(特に冬・春・秋がおすすめ)
こんな人におすすめ:
- 軽い運動をしたい方
- 絶景を楽しみたい方
- ランチを食べ過ぎた後の散歩(笑)
- 朝や夕方の散歩にぴったり
ルート詳細
スタート: ラフラン中心部から出発
ラフランのビーチから町のはずれへ向かい、道路沿いを約10分歩きます。
💡 ポイント: 見落としそうな獣道のような入口から山へ入っていくので、最初は「本当にここ?」と不安になるかも。でも迷うことのない一本道なので安心してください。
ポイント1: 隠れたドルメン(古代遺跡)
山道を登っていくと、突如としてドルメン・デ・カン・ミナ・デルス・トレンツ(Dolmen de Can Mina dels Torrents)が出現します。

ドルメンとは?
紀元前3500~1800年に造られたと言われる石の墓。巨石文化の現存例の一つ。1964年に発掘調査がされるまで未知の遺跡で、発見直後に所有者が倒してしまったものの、1968年にパラフルジェル市が再建しました。
💡 筆者体験:
「まさか、こんなところに!という感じで驚き笑えます」
場所: ハイキング道の途中、標識に従えば見落とすことはありません
所要時間: 出発から約10-15分
参考サイト
ポイント2: 高級住宅街を通過
藪から抜けると、住宅地に出ます。ここはラフランの「お金持ちゾーン」と(わたしが勝手に)呼んでいるエリア。
見どころ:
- 地中海を見下ろす大きな豪邸
- 現代建築と伝統的な石造りの家が混在
- プライベートプール付きの別荘
💡 筆者体験:
「大きな家々が立ち並ぶので、どんな人達が住んでいるんだろう~と想像を膨らませながら歩いていきましょう」
ポイント3: 崖沿いの絶景ルート
住宅街を抜けると、海が見える崖沿いの道に入ります。ここからが本番!

見どころ:
- 地中海のパノラマビュー
- 断崖絶壁の景色
- ターコイズブルーの海と松林のコントラスト
- 遠くにタマリウやカレーリャの海岸線
💡 冬の魅力:
夏に訪れた時は霧や雲で遠くが霞んでいましたが、冬は空気が澄んでいて遠くまで見渡せるので、実は狙い目の季節かもしれません。
サンセバスティアン灯台の見どころ
出発から約40分で、サンセバスティアン灯台に到着!
🗼 サンセバスティアン塔(Torre de Sant Sebastià)
15世紀(1440年代)に建設された見張り塔で、海賊や襲撃から沿岸地域を守るために機能していました。

歴史:
1444年1月28日、アラゴン王アルフォンソ5世がカスティーリャ女王マリアに宛てた手紙の中で、初代の隠者ジャウメ・コルベラについて言及し、塔の建設資金を集める許可についても述べています。
現在:
サンセバスティア・デ・ラ・ガルダ(Sant Sebastià de la Guarda)記念複合施設の一部で、古代イベリア人の集落遺跡(紀元前6〜1世紀)、礼拝堂、19世紀の灯台も含まれています。
入場料・営業時
入場料:
- 大人: €2
- 割引(シニアなど): €1
- 12歳未満: 無料
営業時間:
通年営業(天候により変更あり)
💡 実体験:
「私はまだ中に入ったことはありませんが、塔の中から登って上まで行けると思うので、もし興味があったらぜひ行ってみましょう!」
🏨 Hotel El Far(ホテル・エル・ファール)
塔の敷地内には、高級ホテル「El Far」があり、タマリウ、ラフラン、カレーリャの海を見下ろす息をのむような景色を提供しています。レストランも素晴らしく、ロマンチックなディナーに最適!
おすすめ:
- ランチまたはディナー(要予約)
- 特別な日の宿泊
- サンセットタイムのドリンク
🌅 展望台からの絶景
塔の下は展望台となっており、海抜169メートルから印象的な断崖が海に直接落ち込む様子や、パノラマビューが楽しめます。
写真は夏の展望台からの景色、
見える景色:
- ラフランの町とビーチ
- カレーリャ・デ・パラフルジェル
- タマリウの入り江
- マヨルカ諸島(天気が良い日)
- ピレネー山脈(冬の澄んだ日)
💡 筆者体験:
「天気の良い日は遠くまで見渡すことができます。今年の夏に訪れた時は霧や雲が多く遠くが霞んでいたので、もしかすると空気が澄んでいる冬が狙い目かもしれません」
ベストタイム:
- 朝: 人が少なく静か
- 夕方: サンセットが美しい(夏季20:00-21:00頃)
- 冬: 空気が澄んで遠景が最高
帰りのルート:道路沿いを下る
展望を楽しんだ後は、道路沿いをゆっくり降りていきます。
ラフランへの階段
しばらく行くと、ラフランの町に直接つながる階段があるので、そこを降ります。

見どころ:
- 高台からラフランの海岸と町の眺め
- 青い海とオレンジ色の屋根のコントラスト
- ラフランの港の全景
💡 筆者体験:
「ラフランの海岸、町が見え始めこちらも高台からの景色は最高です」
ラフラン港に到着
階段を降りると、ラフランの港に到着。
おすすめの過ごし方:
- 港周辺を散策
- カフェで一休み
- 冬でも営業しているレストランでランチ
💡 冬の魅力:
「冬は人も多くはないので少し閑散としていますが、冬の間も営業しているレストランなどもあるので、ランチだけ楽しむのもおすすめです」
誰もいないビーチを散歩
最後に、静かなラフランのビーチをゆっくり歩いて戻ります。
冬のビーチの魅力:
- 観光客がいない静けさ
- 波の音だけが響く
- 貸切状態のビーチ
- 冬の地中海の独特な雰囲気
実用情報
⏱ 所要時間
往復: 約2時間
内訳:
- ラフラン→灯台: 40分
- 灯台で休憩・展望: 20-30分
- 灯台→ラフラン: 40分
- 港・ビーチ散策: 20分
🎒 持ち物
必須:
- 歩きやすい靴(トレッキングシューズ推奨)
- 水(夏季は特に)
- 日焼け止め・帽子(夏季)
推奨:
- カメラ(絶景スポット多数)
- 軽食(灯台で休憩時に)
- 上着(冬季・風が強い日)
子連れ:
5歳、10歳を連れても何度も行っていますが、子供連れだと往復3時間程度を目安にしたほうが良いです。坂や山道もあるのでベビーカーは不向き。YouTube動画で予習
💡 ポイント: 実際散歩の様子(子なし)を、YouTube動画でも公開しています。
📅 ベストシーズン
通年楽しめますが:
| 季節 | メリット | デメリット |
| 冬(12-2月) | 空気が澄んで絶景、人が少ない | 寒い、日が短い |
| 春(3-5月) | 快適な気温、花が咲く | 時々風が強い |
| 夏(6-8月) | 暑いが海水浴も楽しめる | 混雑、暑すぎることも |
| 秋(9-11月) | 快適な気温、静か | 10月以降は日没が早い |
おすすめ: 春・秋・冬の午前中
まとめ|ラフラン→サンセバスティアン灯台ハイキングの魅力
- 往復約2時間で気軽に楽しめる
- ラフランの町はずれから出発、見落としそうな獣道から山へ
- 古代ドルメンが突如出現して驚き
- 高級住宅街を通過して想像を膨らませる
- 崖沿いの絶景ルートで地中海のパノラマビュー
- 15世紀の見張り塔と19世紀の灯台が見どころ
- 展望台からラフランを見下ろす絶景
- 冬は空気が澄んで遠くまで見渡せる狙い目
- 帰りは誰もいないビーチを散歩
- 朝や夕方、ランチ後の散歩にぴったり
行って戻るまでだいたい2時間弱。少し運動がしたい、絶景を見たい!という方はぜひこちらの散歩コースおすすめです。

